処女卒業は痛みを必ず伴う行為ではありませんが、それでも痛みを感じる人は一定数いるのは事実です。また翌日まで痛みが残っているという人も少なくありません。
この痛みを初体験以降も感じる人もいますし、2回目から全く痛みを感じないという人もいるのです。個人差の大きいことですが、今回は一般的にどれぐらい痛みが続くのか、何回目から痛くなくなるのかについてお話ししていきます。
初体験の痛みはいつまで続くのか
結論からお伝えするなら初体験のときに痛みがあった場合、個人差はありますがおよそ2~3日で痛みは治まります。もしそれ以上の期間にわたって痛みが続くようなら、何かしらの問題(病気)がある可能性があるので病院を受診した方がいいでしょう。
そもそもなぜ初体験が痛い理由ですが、これは気持ちの問題が大きいと言えます。なにも初体験に限ったことではなく、2回目以降の行為でも痛みを感じる原因はこの気持ちの問題がほとんどなのです。
つまり、セックスに対する緊張や恐怖心から膣内が濡れていない状態で性行為をするために、摩擦で痛みを感じてしまうということ。また最初が痛かった記憶から二回目以降も痛いと思い込んでしまうことによって、カラダがこわばってしまっているのも原因のひとつと言われています。
それでは緊張などによる痛みの問題に対してどのようにすればいいのかですが、これはパートナーとしっかりコミュニケーションをとってリラックスできる状態を創り出すのがいいでしょう。また前戯に十分な時間をかけてしっかりと濡らすように心がけましょう。濡れていれば摩擦抵抗が減るので、痛みを感じにくくなります。
時間をかけても濡れてこない場合ももちろんあるでしょう。その場合は体質の問題なので、貴女が悩む必要はありません。もし濡れにくい体質だったり、濡れるまで時間がかかったりすることに抵抗を感じるならローションを使うのがオススメ。
濡れていたほうがパートナーも気持ちよくなれるはずなので、使用をためらうことはありませんよ。
前戯で指を入れているときには痛くないのに、ペニスの挿入をすると痛みを感じるケースの場合は病気の心配はほとんどありません。先ほど紹介したように精神的な問題や濡れにくい体質などの問題ならば、病院を受診する必要はないでしょう。
初体験に限ったことではありませんが、性行為の後に痛みや違和感を下腹部に感じることがあります。この原因は体位にあると言われています。特に後背位など、膣奥までペニスが入る体位だと内臓や心臓が圧迫されることによって痛みを感じるのです。
このことが原因による痛みなら病院へ行く必要はないでしょう。個人的な感想ですが、慣れれば大丈夫と感じます。
病院の受診を検討しなければならない痛みの種類としては、セックス中に膣の奥のほうに突き上げるような痛みがあるときです。これは子宮内膜症の可能性があります。子宮内膜症とは簡単に言えば子宮内膜に似ている組織が、卵巣や腹膜などの子宮以外の場所にできる病気。
自覚症状がほとんどない病気なのですが、セックスの時の痛みを相談したことによって発見されることもあるのです。セックス中に膣の奥の方に突き上げるような痛みが続くならば、病院へ行った方がいいでしょう。
他にも膣内でなんらかの炎症が起きていると性交痛を感じることがあります。挿入しているときだけでなく、挿入前から痛みがあったり、挿入したことによって痛みが増すケースも考えられるのです。このようなときはしっかりと病院で検査してもらいましょう。
初体験後の痛みが続くなら病院へ
初体験後の痛みがいつまで続くのかは個人差がありますが、およそ1日~2日で収まります。もし痛みや出血が続くようならば病院の受診を検討しましょう。
もしかしたら膣内に傷が付いている可能性があります。また感染症の可能性もあるので早めの受診がオススメです。
また初体験後何回目から痛みを感じなくなるのかも、当然ながら人によって異なるのです。2回目以降からSEXを十分に楽しめるようになったという人もいれば、5~6回目以降となる人もいます。
個人差のある症状なので、人より痛みがなかったり痛みが長く続いたりしたとしても悩む必要はありませんよ。
○この記事を書いた人
KYOKO
処女卒業を機に人生が好転したと思っている人。現在はライターなどをしつつ、独身を謳歌中。処女を捨てて大人の女になるというこのサイトのコンセプトに惹かれて記事を書いている。詳細なプロフィールはこちら⇒ライタープロフィール