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『17.3 about a sex』 第4話の見どころと解説

Abema TV 公式サイトより引用

2020年9月17日より配信が開始されたABEMAが提供するオリジナルドラマの『17.3 about a sex』。初回の配信では、第1話から第3話まで一挙に放送されました。4話以降は1話ずつの配信。第4話以降はABEMAプレミアムへの加入が必要です。

 

見逃してしまった方は、ぜひプレミアム会員へ登録してご覧ください。今回の第4話も非常に見応えのある展開となっています。今回は第4話「ぶっちゃけ、女子も一人でしてるの?」の見どころなどを紹介していきます。ネタバレを一部含みますので、まだ観てない方はご注意ください!

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第4話のあらすじや見どころを紹介!

 

17.3 ep.4

第4話のあらすじはABEMAの番組概要欄に次のように解説されています。

夜、母親・亜紀(藤原紀香)の部屋から聞こえる唸り声のような音を不審に思う咲良(永瀬莉子)。
紬(田鍋梨々花)と祐奈(秋田汐梨)に相談すると、「それ、お母さんがバイブ使ってるんじゃない?」と意外な答えが。だが咲良の母は動物の交尾シーンでもチャンネルを変えたり、生理を「月のもの」と表現するほどで、バイブを使うなどありえない。ある日、咲良が見当たらない靴下を探して母のタンスを開けると、奥からバイブが出てきた。スイッチを入れると、あの夜と同じ音が部屋に鳴り響く。振り返るとそこに母がいて、咲良はバイブを持ったまま家を飛び出してしまう。昼休み、走ってきた男子とぶつかった咲良。彼女のかばんから出てきたバイブに、クラスメイトたちは騒ぎはじめ……

#4 ぶっちゃけ、女子も1人でしてるの?番組詳細情報より引用

 

Twitterで反響があったのが、朝日くんが咲良にハグを求めるシーン。ちゃんと性的同意を取りつつ、断りにくい雰囲気にもしなかった対応が評価されています。

 

 

ハグからの告白シーン。そしてさらなる衝撃の告白が出てビックリした人も多いと思います。

 

「まさか、女の子のことを好きになるなんて思ってなかったし。」

 

自分がバイセクシャルだったと気づく朝日。前付き合ってた相手というのは男だった。この事実に対して今後、咲良は朝日とどう付き合っていくのでしょうか。第5話がどうなるのか気になりますね!

オナニーの語源

日本語におけるオナニーの語源はドイツ語に由来すると言われています。ドイツ語の「Onanie」という言葉が由来となっており、このOnanieは英語圏で生まれたOnaniaといった観念から誕生しました。

 

このOnaniaという言葉は旧約聖書「創世記」38章に出てくる人物「オナン」が起源です。この旧約聖書38章に出てくるオナンは、兄が死んでしまったためその兄の妻と結婚させられます。

 

そして兄の妻とセックスをしますが、自分の子どもではなく兄の子どもになってしまうのがイヤで中出し(膣内に射精)しませんでした。このことに怒った神様は、オナンを殺してしまったのです。でもこれだとセックスしてるんですよね。中出ししなかっただけなので、これはオナニーとは言えないでしょう。膣外射精という行為です。

 

この話を起源として、オナニーという言葉はこのオナンの話が由来となっています。

参照元:エゼキエル書38:聖書日本語-旧約聖書

オナニーは悪いこと?

結論から言えば、オナニーが悪いことだとしていたのは西洋の考えです。日本では特に悪いこととは考えられていませんでした。西洋では旧約聖書のオナンの話から宗教的に罪悪であると考えていました。さらに19世紀の中頃に原因不明の病は、オナニーが原因であるとする学説が広まったこともオナニーが悪いことであると考える要因のひとつでしょう。

 

一方で日本ではオナニーが悪いことであるとは考えられていませんでした。古くから日本で用いられてきたオナニーの呼称では「かわつるみ(皮つるみ)」と「せんずり(千擦り)」が有名です。

 

しかし、現在ではこの言葉を日常的に使用している人は少ないでしょう。オナニーという言葉が海外から入ってきたことで、自慰行為はオナニーと呼ぶのが一般的となっています。

 

このオナニーという呼び方と一緒に、オナニーが悪いことだとする西洋の考えも入ってきたのだと思います。オナニーをすると脳に悪影響でバカになるなんて話を聞いたことがあるかもしれませんが、これは西洋のオナニーを悪とする風習に影響されたものでしょう。オナニーが原因で脳に悪影響を与えるといった研究結果はありません。

 

したがって、オナニーによる健康的被害はないため悪いことではないのです。もっともオナニーばかりをしていて、勉強や労働が疎かになっていたり日常生活に支障をきたす状態になっているなら性依存症という病気の可能性があるため注意が必要です。

参考:「オナニー」記号の系譜

セルフプレジャーとは

セルフプレジャーとはオナニーのことです。オナニーやマスターベーションという言葉がすでに存在していますが、これは男性だけがする行為と思われがち。また厭(いや)らしいイメージがつきまとうため、女性がオナニーを話題にしやすいように誕生した言葉がセルフプレジャーなのです。

 

17.3 about a sex第4話の中で「女性のマスターベーションを否定する人が多いけどさ、それって中世と価値観変わらないってことじゃない?」というセリフがあります。この言葉どおり女性がセルフプレジャーをするのは恥ずべき行為で、はしたないと思う人は多いでしょう。

 

しかし、自分の体のことなのに知らないなんていうのはおかしなことです。自分の髪質や肌質と同様に女性器のことも知るべきなのです。自分の性器を知れば性生活もよくなります。

 

例えば自身の性器を刺激することで、気持ちよくなりやすい場所が分かります。どの部分をどの程度の力で刺激すると気持ちいいのかを知っておけば、セックスで一層気持ちよくなれるでしょう。

 

またオーガズムにも達しやすくなると言われています。オーガズムとは性的行為中に起きる強い性的快感のことです。男性は射精をすれば快感を得ることができますが、女性はどうすれば強い快感を得られるのか分かりづらいと思います。男性器であるペニスは日常的に自身で確認できる器官です。

 

一方で女性器は隠れているため、自身でも見えづらい場所にあり構造も複雑です。またなかなか自分で席に触れるのは怖いと思っている人も多いと言われています。それでもオーガズムを得るためには、セルフプレジャーを行って自分が気持ちよくなる方法を知ったほうが良いのです。

 

特に若い10代の中学生や高校生のときからセルフプレジャーをしていた人のほうがオーガズムに達しやすくなります。男性とは異なって女性は、快楽を繰り返して得ることでオーガズムに達しやすくなるので、怖がらず繰り返しやってみましょう。

 

【まとめ】女子だってオナニーしてOK!

17.3 about a sex第4話は女性のセルフプレジャーについてでした。セルフプレジャーとはオナニーやマスターベーションといった言葉の言い換えです。「女性のマスターベーションを否定する人が多いけどさ、それって中世と価値観変わらないってことじゃない?」というセリフが印象に残る回だったと思います。

 

ドラマ内でのセリフにもあるとおり女性のセルフプレジャーに対して、否定的な感情を持つ人は多いです。しかし、セックスで気持ちよくなるために女性も積極的にセルフプレジャーをするべきだと言われています。

 

自分の体のことなのに分からないっておかしいですよね。若いうちからセルフプレジャーの習慣がある人のほうがオーガズムに達しやすくなるとも言われているのです。セックスの経験がない処女でもセルフプレジャーはしてみてください。


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